- 2017-6-28
- ビジネス

毎日の激務でお疲れのビジネスマンにとって休息は必要です。
でも平日は毎日遅くまで残業。
仕事を終えて家に帰っても何かとやる事があってあっという間に夜中過ぎ。
睡眠中も熟睡出来ずに昨日の疲れを引きずったまま重たい体をベットから引き剥がす様に起き上がる。
やっとの思いで迎えた土日も家の事や家族・恋人に時間を取られて一日中外出。
これでは疲れが取れる暇もありませんよね。
でも、疲れを引きずったままの寝不足の状態では仕事の作業効率も低下し、ミスを犯しやすくなってしまいます。
しかし、ふと隣の席を見ると眠たそうな顔など見せずにバリバリと元気に仕事をこなす同期の同僚の姿が。
生活環境も仕事時間もほぼ同じはずなのになぜあんなに元気なのでしょうか?
実はその秘密は勤務時間中にこまめに取っている仮眠にあったのです。
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勤務時間中に眠たくなったらどうしますか?
仕事やプライベートのストレスの影響で夜中に何度も目が覚めてしまい、朝まで熟睡出来ていないという人が増えています。
そして迎えた翌日の朝。
会社をサボってしまいたいくらいの眠気とともに無理やり目覚まし時計に叩き起こされて出社する準備を開始。
満員電車で朝から疲れを強制的に蓄積されて会社へ到着。
コーヒーを飲んで眠気を一時的に飛ばして仕事開始!
こんなパターンの生活してる人、多いのではないでしょうか?
午後の眠気襲来
午前中に眠気は何とか乗り切り、待望のランチ休憩。
職場の仲間と楽しいひと時を過ごしてオフィスへ戻ってきました。
そして、この後に訪れる恐怖の時間、それは強烈な眠気です。
目を開けていられないほど強烈な眠気と戦いながらなんとかパソコンのキーボードを操作。
気を抜いたら眠りに落ちてしまいそうなそんな時、あなたならどうしますか?
出来るビジネスマンはトイレで仮眠
どう頑張っても拭い去る事が出来ない強烈な眠気。
そんな時、あなたならどうやって対処しますか?
仕事をしている男性・女性約600人を対象に行った調査によると、全体の約1割となる60人程度の人が勤務時間中にトイレで仮眠をした事があると回答しています。
さらに驚くべきはトイレ仮眠経験者の年収別の割合です。
調査前には所得が低い人ほど勤務時間中にトイレで仮眠を経験した事があると回答する割合が高くなるとみられていましたが、最も多かったのが年収1000万円以上の高所得者で、その割合はトイレ仮眠経験者全体の約3割を占めるという結果になりました。
仕事が出来る=仕事の効率が良い
仕事の効率が良い=ちゃんと休憩している
休憩している=トイレでさえも仮眠を取る
仕事が出来るビジネスマンは強烈な睡魔で仕事の効率が下がるくらいなら、トイレででも仮眠を取って仕事の効率を上げる事を選ぶと言う事がわかる調査結果になりました。
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みんなどうやってトイレで寝ているの?
まだ“トイレで仮眠?”と驚く方も多いと思います。
しかし、前記のデータが示す通り、仕事をしている人の実に1割の人がトイレでの仮眠を経験しているのです。
そして、その調査の結果を裏付ける様に、トイレの個室内のドアの内側に仮眠禁止の張り紙をしている会社があるとか。
では仮眠経験者たちは一体どうやってトイレの中で仮眠しているのでしょうか?
初級編:便座で仮眠
この回答をした人たちは仮眠をしようと思って仮眠を取った訳ではないと言う人も含みます。
あまりの疲れと睡魔で用を足している途中でふと眠りに落ちてしまった様です。
確かに冬の温かい便座は気持ちがよく、疲れている時や眠たい時などはついウトウトしてしまいます。
そして一度仮眠を経験してしまい、睡魔に襲われるたびにトイレへ。
そして、窮屈なトイレでの仮眠に快適さを求めて試行錯誤を始める様になります。
中級編:便座の蓋の上で仮眠
一度知ってしまったトイレでの仮眠。
お酒やタバコと同じ様に簡単に止めることは出来ません。
そして、そこに快適さを求めた結果、次にたどり着くのが便座の蓋の上です。
なぜ便座の上?と思うかもしれませんが、経験者曰く、理由としては冬の便座の暖かさとは逆に夏の便座の蓋のヒンヤリとした冷たさがいいのだとか。
但し、初級編も中級編も座った状態の仮眠では体の支えがなく、寝たままの状態で前後や左右に体が崩れ落ちてしまう事があります。
崩れ落ちたら時にトイレで大きな音を立てて、トイレで仮眠をしていた事がばれない様にご注意下さい。
上級編:床で仮眠
勤務時間中のトイレで仮眠をした事がある経験者の中で最も驚かされた回答に床で眠ると言う回答がありました。
流石にこれは衛生面的にどうかと思いますが、横になって仮眠できると言う点では体は座ったままの仮眠よりはかなり楽な事でしょう。
しかし、仮眠は横になってしまうと熟睡になりやすく、熟睡してしまうと起きた時にスッキリ目を覚ましにくくなってしまいます。
ですので床に横になる方法は仮眠と言う面以外にもあまりの良い方法とは言えません。
床でも良いから寝たいというようなどうしても眠くてしょうがないのであれば、可能であれば体調不良を理由に早退させてもらう方が良いでしょう。
勤務時間中にトイレで仮眠を取る利点
働く人達全体の約1割が経験していると言うトイレでの仮眠。
トイレという場所がいいか悪いかは置いておいて、勤務時間中にどうしょうもない睡魔に襲われた時の仮眠は科学的に見ても有効です。
前の日に夜更かししてしまった。
ストレスで眠れなかった。
上や横の部屋の騒音がうるさい。
パートナーが寝かせてくれなかった。
睡眠不足が原因で翌日に眠くなる原因はいくらでもあります。
眠い時にどんなに頑張ってもどうしても仕事の効率が悪くなってしまう事は周知の事実。
そして、短い時間の仮眠であれば脳を覚醒させ、スッキリとした状態で再び仕事に取り組む事が出来る様になります。
仮眠に関しては、その効果が認知され始めると共に、実際に勤務時間内に仮眠の時間を許している企業もあるほどです。
しかし、まだまだ小さな企業では認められていないのが現状でもあります。
ですので、やはり仮眠を取るならトイレが最適な環境なのかもしれません。
1000万円プレイヤー達も行なっているというトイレ仮眠。
ぜひ一度試して見てはいかがでしょうか?
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