- 2017-5-10
- ヘルス&ビューティー

毎日夜ベットに入ってから朝まで熟睡出来ていますか?
若い頃は朝までぐっすり眠れたのに最近は夜中に何度も眼が覚めてしまう。
こんな症状に悩んでいる方が意外と多いようです。
夜中に目が覚めてしまう事を“中途覚醒”と呼び、中途覚醒によって不眠の症状が現れる事を中途覚醒型不眠症と呼びます。
ではなぜ中途覚醒型不眠症を発症してしまうのでしょうか?
不眠症の症状を発症してしまうと日中に強烈な眠気の症状が現れる、仕事や勉強の効率を下げることになってしまいます。
そこでここでは夜中に目が覚めてしまう原因や対処法などについて詳しく紹介していきます。
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夜中に目が覚めてしまう中途覚醒とは?
夜、ベットに入って眠りに付く。
朝までぐっすり眠る事が出来ればすっきりと爽やかな目覚めを迎えられるはずです。
子供の頃なら少し眠れなくても親に読み聞かせをしてもらえば直ぐに眠りに落ち、朝までぐっすり眠れましたよね。
しかし、最近では朝まで熟睡出来ずに夜中に何度も目が覚めてしまうという人が増えているようです。
更に目が覚めた後、なかなか再び眠りに付く事が難しくなる事があります。
これは夜中に目が覚めてしまった際に睡眠状態から覚醒してしまった(起きている)状態です。
この睡眠中の夜中に目が覚めてしまい、再び眠りに付く事が難しくなる症状を”中途覚醒“と呼びます。
症状は年配の方に多いのですが若い方でも症状が現れる事があります。
中途覚醒の判断基準
夜中に目が覚めてしまうからといっても必ずしも中途覚醒を起こしている訳ではありません。
例え夜中に目が覚めてしまったとしても直ぐに再び眠りに付く事が出来ればそれほど問題はありません。
中途覚醒を起こしているかを判断する材料は夜中に目が覚める回数と、目が覚めてしまった後に再び直ぐに眠りにつけるかどうかです。
途中覚醒を起こしているかを判断する基準は以下の通りです。
- 就寝から起床までの間、一晩に2回以上目が覚める
- 目が覚めてしまった後になかなか再び眠りにつけない
以上の様な症状があればもしかしたら途中覚醒型の不眠症を発症してしまっているかも知れません。
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中途覚醒型の不眠症を発症してしまう原因とは?
中途覚醒型の不眠症を発症する原因には以下のようなものが上げられます。
- 夜間の頻尿
- 睡眠時無呼吸症候群
- ストレス
では次に中途覚醒型の不眠症を発症してしまうそれぞれの原因を説明していきます。
夜間の頻尿
夜中に何度もトイレに行きたくなる症状を夜間頻尿と呼びます。
これは特に年配の方に多い症状で、原因は膀胱の筋肉の衰えにあります。
この弱った筋肉によって以前より尿意を感じやすくなる事が原因の一つです。
症状は年配の方に限った話ではありません。
若い方でも寝る前にアルコールや水分を多く摂取してしまうと、たとえ膀胱の筋肉が衰えていなくても夜間頻尿を起こしやすくなってしまいます。
但し、トイレに起きても直ぐにまた再び眠りにつけるのであればそれほど問題ではありません。
しかし、トイレに行くとなればもちろん寝床から起き上がり、電気をつけてトイレを済ませる必要があります。
その為、トイレに行くと睡眠状態から覚醒状態へと移行しやすく、結果として夜中に覚醒してしまう中途覚醒と同じ症状になってしまいます。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう症状です。
ここ数年でこの症状の知名度は高まり、多くの方が一度は耳にした事がある症状ではないでしょうか?
呼吸が止まると自己防衛本能が働き、瞬間的に脳が覚醒してしまいます。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中の脳を覚醒させてしまうだけではなく、場合によっては窒息の危険もあります。
症状の自覚があったり、他の人に指摘された事があれば一度専門医を受診したほうがよいでしょう。
ストレス
現代人の誰もが少なからず抱えているストレス。
ストレスは万病のもとですが、中途覚醒する原因でもあります。
仕事、学校、家庭などなど。
人の悩みは尽きないものです。
その不安に感じている心が熟睡を妨げ、中途覚醒を引き起こしてしまうのです。
中途覚醒型不眠症の症状を改善する方法
上記の通り、睡眠中に中途覚醒を引き起こしてしまう症状は様々です。
夜中ぐっすり眠れずに、疲れを引きずったまま朝を迎える。
そして日中には強烈な眠気に襲われる。
早くこんな悪循環から開放されたいですよね。
そこで最後に中途覚醒型不眠症の症状を改善する方法を紹介していきます。
中途覚醒の症状改善方法
まずは少なくとも上記の3つを改善する必要があります。
毎日晩酌する習慣がある人はお酒の量を減らすようにしましょう。
お酒はトイレが近くなる意外にも熟睡を妨げる作用があります。
そして、睡眠時無呼吸症候群を発症している傾向があれば専門医に相談するようにしましょう。
更に、日々の生活でストレスを感じている人は生活環境を改善したり、ストレスを発散する方法を見つけましょう。
お勧めは運動です。
適度な運動をすれば体を動かす事でストレスを発散させるだけではなく、程よく疲れた体は休息の為に熟睡しやすくなります。
その上で更に寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めてしまう場合は枕や布団を変えてみたり、アロマを使ってリラックスするなども効果的です。
効果は人それぞれですので、ご自分にあった方法を見つかるまで色々試してみてはいかがでしょうか?
- 寝る前の過剰な水分摂取は控える
- 睡眠時無呼吸症候群を改善する
- ストレスを溜め込まない
- 枕や布団などの寝具を変えてみる
- アロマでリラックスする
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