- 2016-12-10
- 社会

2016年12月9日(金曜日)、栄えある日本カーオブザイヤー2016-2017が決定しました。
そしてその栄冠を獲得したのがスバルのインプレッサ スポーツ/G4でした。
スバルは過去にも日本カーオブザイヤーを獲得していますが実に13年も昔のこと。
その際は日本カーオブザイヤー2003-2004での受賞で、スバルの大人気車種であるレガシィで受賞しました。
そして今回、13年ぶりの受賞をこちらもスバルの人気車種のインプレッサのスポーツ/G4での受賞となりました。
トヨタ自動車や日産自動車、ホンダやスズキなど数ある大手自動車メーカーを抑えて、なぜインプレッサは日本カーオブザイヤー2016-2017を受賞する事が出来たのでしょうか?
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スバルのインプレッサスポーツ/G4、レガシィが受賞した日本カーオブザイヤーとは?
日本カーオブザイヤーの設立は1980年。
意外と古くないですね。
設立の目的の一つは日本におけるモータリゼーション(自家用乗用車の普及)の発展。
そして、もう一つはユーザーへの最新モデルや最新の技術を周知してもらう事とされています。
運営は一般社団法人の日本カーオブザイヤー実行委員会によって行われています。
選考対象となる車の基準
選考の対象となる車には条件があります。
まず前提となる条件は前年の11月1日から当年の10月31日までの間に日本国内において発表された車である事。
そして、その車は乗用車である事と定められています。
選考は最大人数60名を上限にした選考委員の投票によって行われます。
投票の結果、最多得票を獲得した車がその年の日本カーオブザイヤーを受賞する事が出来ます。
日本カーオブザイヤーは1980年に創設して以来、日本を代表する車の称号として世界からも高い評価を得ています。
その為、どの自動車メーカーもこの賞の受賞する為に日夜しのぎを削っているのです。
日本車以外が受賞する場合
日本カーオブザイヤーと名前が付いている賞ですが日本車以外が受賞することは無いのでしょうか?
調べてみたところ、外国車でも11月1日から10月31日までに発売された乗用車ならば受賞する事が出来るようです。
但し、その年の日本カーオブザイヤーを受賞した車が日本車だった場合は、外国車用に別枠の賞が用意されています。
それがインポートカーオブザイヤーです。
日本車が日本カーオブザイヤーを受賞した時には、外国車でもっとも得票が多かった車にインポートカーオブザイヤーが与えられる事になります。
カーオブザイヤーの部門賞と特別賞
日本カーオブザイヤーには3つの部門賞も存在しています。
- スモールモビリティ部門賞
- イノベーション部門賞
- エモーショナル部門賞
更に、上記の3つの部門賞とは別に実行委員会特別賞が設けられています。
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日本カーオブザイヤー 2016-2017のエントリー車種は?
日本カーオブザイヤー2016-2017の選考は、まず2016年11月6日に最終選考候補車となる10台を選出しました。
そしてその後、2016年11月23日から25日にかけてジャーナリスト、自動車評論家や一般有識者からなる59名の選考委員によって投票が行われました。
その結果、見事スバルインプレッサ スポーツ/G4が日本カーオブザイヤー2016-2017を受賞しました。
日本カーオブザイヤー2016-2017の最終選考候補車10台
日本カーオブザイヤー2016-2017にも多くの名車がエントリーしました。
そして、最終選考に残った10台は以下の通りです。
- スバル インプレッサ スポーツ/G4
- メルセデス・ベンツ Eクラス
- トヨタ プリウス
- アウディA4シリーズ(Sedan/Avant/allroad quattro)
- ボルボ XC90
- ジャガー F-PACE
- 日産 セレナ
- ホンダ フリード フリード+
- アバル トアバルト 124 スパイダー
- BMW M2 クーペ
10車種中6車種は外国車だったんですね。
意外と外国車が多いとう印象を受けました。
そして、やはり日本車人気売上共にNo.1のトヨタ プリウスは10台に選出されています。
そんな数ある名車人気車を日本カーオブザイヤーを受賞したスバルインプレッサスポーツ/G4、お見事です!
スバルインプレッサスポーツ/G4が受賞した理由は安全性
スバルインプレッサスポーツ/G4が日本カーオブザイヤー2016-2017を受賞した理由は何だったのでしょうか?
今回の受賞の大きな理由の一つに安全性が上げられます。
スバルインプレッサスポーツ/G4には現時点で考えうるほぼ全ての安全装備が標準装備されています。
トヨタ自動車や日産自動車などの大手自動車メーカーが大金をつぎ込んで広告を行う中、スバルインプレッサスポーツ/G4は安全性を最優先しました。
その結果、大手自動車メーカーに負けない高い安全性で日本カーオブザイヤーを受賞する事が出来ました。
安全性と快適性。
どちらも自動車にとって重要なファクターですがやはり日本カーオブザイヤーの受賞結果が示すとおり、今後も安全性を優先してもらいたいですね。
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