上海蟹からダイオキシン検出。日本で食べる香港からの輸入蟹は大丈夫?

上海蟹からダイオキシン

上海蟹は中国や香港ではメジャーな高級料理で、秋から冬にかけてシーズンを向かえます。

上海蟹はオスとメスで味わいが異なります。

オスはねっとりとした美味しい白子、メスは濃厚な卵とどちらも大変美味しいくとても味わい深いです。

最近は以前に比べて日本でも上海蟹を扱う飲食店が増えてきた様です。

日本でも年々メジャーな料理になりつつある上海蟹ですが、香港で上海蟹からダイオキシンが検出された事が判明しました。

果たして日本に輸入される上海蟹は香港産なのでしょうか?


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上海蟹から検出された発ガン性のあるダイオキシン

上海蟹からダイオキシン。

食品からダイオキシンとはなんとも恐ろしい話です。

ダイオキシン=発がん性というイメージをすでに持っている方が多いと思います。

発がん性物質のダイオキシン

ダイオキシンとは、正しくはポリ塩化ジベンゾダイオキシンと呼びます。

ダイオキシンには2つの特徴があります。

1つは科学的にとても安定していてなかなか壊れる事が無い。

そしてもう一つが脂肪組織に溶けるという点です。

つまり、一旦作り出されてしまったダイオキシンは消えることなく我々が生活し続ける環境に存在し続けます。

そして、動物の脂肪部分に蓄積してしまいます。

環境ホルモンは動物のホルモンと同じです。

少量のダイオキシンが体内に侵入しただけでも体内の循環を乱すことがあります。

ダイオキシン発生の原因は?

ダイオキシンは塩素を含んだ物質が不完全燃焼すると発生してしまいます。

ダイオキシンはもともと自然界に存在している物質です

森林火災などの際に少量のダイオキシンが発生していましたが、動物に影響を与えるような量ではありませんでした。

今問題となっているのは人間が生み出しているダイオキシンです。

身近にある原因としてはゴミの焼却排気ガス

海外に一部では焼却施設の設備が整っていない場所もまだ多く見られます。

今回、ダイオキシンが検出されてしまった上海蟹もそのような環境、若しくはその近くで養殖されていたようです。

ダイオキシンを含有した上海蟹を食べるとどうなる?

上海蟹からダイオキシンが検出されたニュースは旬を迎えた上海蟹市場に大きなダメージを与えているようです。

その影響は中国や香港では更に深刻です

上海蟹は秋から冬にかけて旬を向かえ、中国や香港の多くのレストランで食べる事が出来ます。

まさに、この季節の風物詩とも言える食材です。

しかし、今回のニュースを受けて、中国と香港の水産市場に大きな影響を与える事は間違いありません。

ダイオキシンが検出された上海蟹を扱っていた業者と同じ湖で上海蟹を扱っていた業者が複数あることが分っています。

市場での取引は通常の3分の1以下まで減少しています。

健康への影響は?

現在のところ健康被害に関しては報告が無いようです。

しかし、一部の上海蟹はすでに市場に流通しており、今後健康への影響が報告される可能性があります。

前記の通り、ダイオキシンは壊れにくく、動物の脂肪部分に蓄積されていきます。

そうなればやはり発ガンのリスクが高くなります。

旬を迎えて益々旨みを増している上海蟹ですが、安全性の確認が取れるまでは食さないほうがよいといえるでしょう。

日本へ香港や中国から上海蟹は輸入されている?

今回の上海蟹からダイオキシンが検出されたことを受けて、香港の食品衛生管理担当局からは発表がありました。

ダイオキシンが検出された上海蟹は中国東部の江蘇省にある養殖会社2社が販売したもの。

そして、その2社が香港に輸出した上海蟹から基準値の5倍以上のダイオキシンが検出されたとの事です。

これを受けて、この2社の養殖場で生産された上海蟹の香港への輸入禁止と販売停止の措置を取りました。

この2社が養殖している上海蟹は香港ではかなりの市場規模を占めていたようです。

その割合は7割から8割とも言われ、安全性の確認が取れて供給が落ち着くまでは香港で上海蟹を提供するレストランを見つけるのは難しくなるかも知れません。

日本にも輸入されているのか?

現在のところ問題に上海蟹が日本に輸入されていたかは分っていません。

ちなみに、日本へが個人・業者を問わず生きた上海蟹を輸入する事は出来ません

この時期になると空港では上海蟹の持ち込み禁止の看板をよく目にしますね。

前記の通り、生きた上海蟹は輸入できません。

その為、上海蟹を輸入する場合は死んだ状態(調理済みや冷凍状態)で輸入する事になります。

ですので、今回の問題発生から余り時間が経過していないことを考えると、まだ問題があった上海蟹と同じ時期に養殖されていたものは輸入されて無い可能性が高いようです

しかし、検査されていなかっただけで、以前に輸入されていた上海蟹にもダイオキシンが含まれていた可能性は十分あります。

旬を迎えた秋冬の味覚ですが安全性の確認が取れるまでは食べないほうが良いかも知れませんね。


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