- 2017-3-9
- ヘルス&ビューティー

新入生や新社会人となって電車での通学や通勤を始めたと言う方も多いのではないでしょうか?
そんなフレッシュマン達を待ち受ける最初の試練と言えば朝の通勤ラッシュ。
満員電車での通勤通学ですよね。
オフピーク通勤や車通勤の方などは関係のない話になってしまいますが、都心部に向けて通勤や通学をされる方にとって朝のラッシュ時の満員電車は苦痛以外の何者でもありません。
そして、ある調査によると朝の満員電車のストレスが原因で病気を発症してしまうというデータもあるといいます。
通勤通学は学生や社会人にとっては当たりまえのことなのですが、その通勤通学が原因で病気を発症してしまうリスクが高まると言うのです。
そこでここでは朝の満員電車が原因で発症してしまう原因や発症のリスクのある病気について詳しく紹介していきます。
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朝の満員電車で知らぬ間に蓄積されるストレス
あなたの通勤時間はどれくらいですか?
人によっては片道で2時間以上かけて会社や学校に通っているなんて人もいるようです。
調べたところ東京と大阪の通う人たちの約半分が通勤に片道1時間以上かけているとのデータがあります。
1日24時間しかない中の2時間もの間を通勤時間として使用してしまっているのです。
そんな貴重な朝の1時間の満員電車で過ごしたくはないですよね?
しかし、会社の近くに住んでいたり最寄駅が出発駅で必ず座れると言う人はいいですが、通勤通学に1時間以上かけている人が全体の約半分もいるという現実があるのです。
ぎゅうぎゅう詰めでたちっぱなしの朝のラッシュ時の満員電車。
その満員電車の中で過ごす約1時間の通勤通学は自分では思っている以上にストレスになっている場合も多く、知らぬ間に蓄積されたストレスによって病気を発症してしまう場合もあるのです。
では満員電車での通勤通学で発症してしまう可能性がある病気にはどんなものがあるのでしょうか?
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満員電車のストレスで発症する病気①感染症
朝の満員電車ではあの狭い車内に多くの人が密着し、ぎゅうぎゅう詰めの状態になります。
となれば、当然インフルエンザなどのウイルス性の感染症にかかるリスクが高くなります。
もちろん満員電車でなくても人が多いところではインフルエンザなどの感染症にかかるリスクがあるのですが、ストレスを感じている満員電車の車内ではなおさらかかりやすくなりますので注意が必要です。
これはストレスと免疫力の低下が関係しています。
狭い車内での蓄積されたストレスは免疫力を低下させてしまいます。
また、満員電車では座ることも出来ず、ストレスに加えて体を疲弊させてしまうのです。
つまり、満員電車でのストレスによる免疫力を低下と疲労による体力の低下という悪循環でウイルス性のの感染症にかかるリスクが高まってしまうのです。
他にも電車の社内では手すりやつり革にもウイルスなどが付着している可能性があります。
ですので、特にインフルエンザなどの流行時期には必ずマスクを着用し、なるべく手すりやつり革に直接触れないようにしましょう。
また、電車を降りたら手洗いうがいをする事を心がけるようにして下さい。
これだけでインフルエンザなどの感染症にかかるリスクを大きく下げる事が出来るようになります。
満員電車のストレスで発症する病気②うつ病
あなたは満員電車が好きですか?
もし“はい”、と答える人はよほどの物好きか変わり者といえるでしょう。
殆どの人は満員電車なんて出来れば乗りたくないですよね。
実はその乗りたくないと考えている事自体が既にあなたにとってストレスになっているのです。
ストレスは怪我や病気と違い、あからさまに目に見える症状はありません。
その為、知らず知らずのうちにそのストレスはあなたの体に蓄積された、一定のレベルを超えるとある病気を発症してしまうのです。
それがうつ病です。
うつ病の症状には精神的な物と身体的な物の2種類があります。
精神的なうつ病を発症してしまうと、気分が落ち込んだり訳も無く悲しい気持ちになったりします。
また、嬉しいという感情が少なくなり、今まで興味があった物事に全く興味を示さなくなったりします。
他にも慢性的な吐き気や倦怠感・体のダルさなどの症状が現れるのもうつ病の特徴の一つです。
一方、身体的なうつ病を発症してしまうと頭痛や肩こりなどの痛みの症状や睡眠障害、過食や拒食などと言った症状が現れます。
うつ病は悪化させてしまうと自殺願望などを抱くようになり大変危険です。
ご自身で思い当たる節があれば一度病院で診察を受けるようにしましょう。
早期のうつ病の症状であれば抗うつ剤を処方してもらえば症状が楽になる事が多いです。
しかし、原因が満員電車によるストレスだとわかっていても朝の電車に乗らないわけには行けませんよね。
これはどうしようもない事なので、なるべくストレスを溜めないようにして、ストレスを発散できる方法を見つけるようにしましょう。
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