- 2017-6-17
- 社会

2017年6月17日(土曜日)。
JR西日本の新型車両の豪華寝台列車のトワイライトエクスプレス瑞風の運行が開始され、1番列車がJR大阪駅から出発しました。
このJR西日本が満を持して発表した新型車両のトワイライトエクスプレスはその豪華な内装だけではなく、高額なチケット料金でも大きな話題となっています。
そこで今回は2017年6月17日に運行が開始されたJR西日本の新型車両、トワイライトエクスプレス瑞風の名前の由来や運行ルートなどについて詳しく紹介していきます。
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JR西日本のトワイライトエクスプレス瑞風がデビュー!
2017年6月17日にJR大阪駅を出発した第一便のトワイライトエクスプレス瑞風のルートは3つあります。
1つは兵庫県豊岡市にある城崎温泉に立ち寄り、島根県や鳥取県などを巡りながら山口県のJR下関駅に到着する1泊2日山陰ルート。
もう1つは山陽地方を通るJR大阪駅~JR下関駅間の山陰ルート。
そして3つ目は上記2つのルートを巡る周遊ルートです。
上記のコースでは山陰地方と山陽地方の歴史や文化に触れ、更に海や山など美しい大自然を感じる事が出来るコース内容となっています。
料金は最も高いもので125万円となっていますが、プライスレスな経験を体感できることは間違いないでしょう。
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トワイライトエクスプレス瑞風の名前の由来
JR西日本は2017年6月17日(土曜日)に運行を開始させた新型豪華寝台列車の名称がトワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)である事を発表しました。
トワイライトエクスプレス(Twilight Express)の名前の由来は、日本の豪華寝台列車として大阪から札幌間を運行していたトワイライトエクスプレスから来ています。
初代のトワイライトエクスプレスは1989年から約26年間に渡って運行を続けてきましたが残念ながら惜しまれつつも2015年に引退。
定期運行が終了するまでに、延べ人数約116万人が乗車しました。
そして、そんな初代のDNAを引き継いだJR西日本の新型豪華寝台列車こそがトワイライトエクスプレス瑞風なのです。
トワイライトエクスプレスは先代の車両から引き継いだもの。
では瑞風(みずかぜ)の由来はどこから来ているのでしょうか?
瑞風(みずかぜ)の由来
瑞風を辞書で調べてみると読み方は”みずかぜ“ではなく、“ずいふう“。
瑞風(ずいふう)とは能楽の言葉で天性の力から出た風体という意味があります。
一方のJR西日本の新型豪華寝台列車は瑞風と書いて”みずかぜ“と読み、車両には英語表記ではTwilight Express Mizukazeと刻まれています。
トワイライトエクスプレス瑞風の瑞風(みずかぜ)とは、”みずみずしい風“を表しています。
瑞風には吉兆を表すおめでたい風という意味が含まれており、瑞穂の国といわれる美しい国・日本にトワイライトエクスプレスというみずみずしい風が吉兆を運んでくるという意味をこめて瑞風(みずかぜ・Mizukaze)と命名されました。
先代のから引き継いだトワイライトエクスプレス+吉兆のみずみずしい風を意味する瑞風。
この2つの言葉の組み合わせで、JR西日本の新型豪華寝台列車はトワイライトエクスプレス瑞風(Twilight Express Mizukaze)と命名されました。
トワイライトエクスプレス瑞風のテーマソングは葉加瀬太郎
JR西日本の新型豪華寝台列車の為にテーマソングが書き下ろされました。
その曲を生み出したのが世界的なバイオリニストの葉加瀬太郎氏です。
曲名は車両の名称から取った“瑞風~mizukaze~”。
葉加瀬氏の父親が岡山県出身と言う事もあり、テーマソングの作曲依頼を快諾した葉加瀬氏。
テーマソングの作曲を担当すると共にトワイライトエクスプレス瑞風のアンバサダーも勤めています。
JR西日本が葉加瀬氏をアンバサダーとして起用したのは理由について、同氏が運行エリアに縁があること以外の理由としてあげているのが葉加瀬氏がバイオリニストという音楽家としての一面意外にも絵画制作など幅広い芸術文化に精通しているという点です。
運行エリアに縁があり、更にトワイライトエクスプレス瑞風の世界観を余すことなく表現できる人物として白羽の矢を立てたのが葉加瀬氏だったのです。
この度、葉加瀬氏によって作曲された楽曲の”瑞風~mizukaze~”は、展望室やサロンカーなどの車内で流される以外にも、大阪駅に設置される乗客専用ラウンジや各種イベントなどでも流される事になっています。
乗車前の待合室や車内での聞こえてくる音楽はぜひチェックしてみて下さいね!
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