- 2016-6-30
- ライフスタイル

今年は猛暑が予想されていますが、「史上最も暑い年」となる見込みの2016年。
まだまだ、暑くなる覚悟が必要のようで、その暑さを引き起こす原因がラニーニャ現象と言われています。
ついこの間は「エルニーニョ現象のため、2016年は台風がこないのでは?」と予想されていました。
しかし、ラニーニャ現象のせいで台風にも影響がでてきそうです。
まずはラニーニャ現象って何?という方向けに、簡単な説明をしていきたいと思います。
Sponsored Links
2016年のラニーニャ現象を説明します
今年の夏はラニーニャ現象より猛暑になるの??猛暑&雨!!? pic.twitter.com/voMgaGx3ct
— KJR (@rankinkin1taxi1) 2016年6月19日
「ラニーニャ現象って何?」と思っている方は、上の画像を見ながら読み進めてくださいね。
ラニーニャ現象というのは、南米ペルー沖の海温が下がることで発生します。
同じような現象でエルニーニョ現象という名前も聞いたことがあると思います。
このエルニーニョ現象はラニーニャ現象と反対で、南米ペルー沖の海温が上がることで発生するんです。
どちらの現象も南米ペルー沖の海温により左右されます。
気温や台風のことを考える場合は太平洋を俯瞰して見るようにしましょう。
南米ペルーは太平洋の東に位置しますよね。
この南米ペルーから赤道沿いで西側に位置するフィリピン・インドネシア沖へと風が吹いています。
東(南米ペルー)から西(フィリピン・インドネシア)へ風が吹くのですが、この流れな年中変わりません。
永遠にこの流れが変わらず、東から西へと風が吹き続けるのですが、この風は太陽によって温風になるのです。
風が「強いか弱いか」で海温と現象が変わる
東(南米ペルー)から西(フィリピン・インドネシア)へと吹く風が、「強いか、弱いか」で南米ペルー沖の海温が変わります。
弱い風の場合は南米ペルー沖の海面が冷えないので、海温が上がります。
その結果、エルニーニョ現象が発生します。
ラニーニャ現象はその逆で、東から西へと流れる風が強いと、南米ペルー沖の熱が流され海温が下がります。
Sponsored Links
夏は暑くて冬は寒い!台風にも影響が!
過去を遡ると2つの現象が起きた場合、日本の気象はこのようになります。
2016年、ラニーニャ現象の場合は、どうでしょうか。
- エルニーニョ現象:夏は涼しくて、冬は暖かい
- ラニーニャ現象:夏は暑くて、冬は寒い
この通り、ラニーニャ現象だと夏は暑くなり、冬は寒くなるのです。
暑さも夏は猛暑となり、冬はかなりの極寒となります。
これを踏まえると厳しい1年となると予想できます。
台風の影響は?
先ほど説明しましたが、東から西への風が強いとラニーニャ現象となるので、熱い風が強い勢いで西へと流れてきます。
その温風が台風に大きな影響を与えることになります。
この温風により海面が温まってきます。
海面が温まると、水が蒸発し、上昇気流が発生します。
その結果、雨雲や台風が引き起こされることになります。
ラニーニャ現象で太平洋西側に熱風が集まるとこのような現象が起きると理解できたでしょうか。
2016年の日本の夏はラニーニャ現象になると予想されているので、みなさん猛暑の対策をしっかりと取りましょう。
熱中症はスポーツ時だけでなく、学校や職場でも起こることが多いです。
効果的な水分補給やほど良い塩分を摂取しておきましょう。
また、冬も寒くなると今から予想されるので、冬の備えを夏にしておけば、安く物も購入できると思います。
今から賢くお買い物が出来るといいですね!
Sponsored Links