- 2016-6-16
- ヘルス&ビューティー

みなさん「筋膜炎」という言葉はご存知でしょうか。
なかなか聞きなれないと思いますが、生活に支障をきたす、かなり辛い筋肉の炎症なのです。
実は腰痛や肩こりにも関係があったりするんです。
多くは足底が痛くなることがあるのですが、太ももやふくらはぎの症状もあり、足全体の炎症とも言われています。
有名な方ではさま〜ずの大竹さんがこの炎症になり、「足がうごかなくなった」と急遽番組を降板しました。
この「筋膜炎」はアスリートがなりやすい症状なのですが、一般生活でもかかることがあります。
運動のしすぎや疲労が溜まっている方がなりやすいので注意が必要です。
今回は「筋膜炎」について解説していきますので、参考にしてください。
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筋膜炎とは?
先ほどお伝えしたように「筋膜炎」は字の通り、筋膜が炎症することで起こり、アスリートがかかりやすい症状なんです。
強度の強い運動で、足底やふともも、腰の筋肉を包み込む膜が疲れを溜めてしますことで引き起こります。
炎症が起こると筋肉に痛みをともなってくるのですが、その痛みは生活に支障をきたすくらいなんです。
治療方法は安静にすることが基本です。
ただ、安静にせずに炎症がひどうなると、筋肉や筋膜が断裂することもあるので、おそろしい症状となります。
筋膜は層でできている
「筋膜」は何層にもなっており、筋肉を包み込んでいます。
このような膜があるんですよ。
- 浅筋膜
- 深筋膜
- 筋外膜
- 筋周膜
- 筋内膜
これら5つの層で構成されています。
この筋膜の層が、私たちの体の皮膚や骨や筋肉を覆って、外部からの衝撃をうまく分散させているのです。
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あらゆる部位で炎症を起こす
「筋膜炎」は足底がよくなるのですが、テニスで有名な錦織圭選手がふくらはぎの「筋膜炎」となり、試合を危険したことがあります。
テニスはコート上の上下だけでなく左右の動きを反復するので、足全体への負担はかなりのものでしょう。
運動での疲労が原因のひとつなので、テニスだけでなく野球やサッカーでも、この症状になる方が多いです。
近頃ではランニングやジョギングが一般的となり、多くのひとが「筋膜炎」 になったことがあるんです。
あらゆる部分で炎症を起こすので、その治療法について、ひとつずつ解説をしていきますね。
太ももの炎症
アスリート以外の方が、太ももの炎症がおきるのは急な運動をすると発症します。
「筋膜炎」が重度な症状になると肉離れとなり、かなり辛い症状となります。
「筋膜炎」を放置していると、重い症状になるので安静にしておくことが一番です。
炎症を起こした場合は、患部をアイシングし冷やすことが良いです。
そのがテーピングや包帯で、患部を固定していき、その周辺部分をマッサージしていきます。
初期段階で医療機関にて施術を行ってもらうことが、早期回復に繋がります。
この太もも部分はしっかりと治さないと、何度も繰り返し発症します。
完治するまで我慢が必要なので、しっかりと安静治療に専念してください。
足底の炎症
「筋膜炎」の代表格とっても過言でない足底です。
足底はあらゆるスポーツで体全体の負担がかかる場所となります。
ランニングやジョギングだけでも、負荷がかかるので、激しい運動をすると自然と疲労がたまってきます。
足底の炎症がおきると、立つことすらできないので注意が必要です。
足裏の治療法としてはストレッチで安静にすることがベストな方法と言われています。
また、炎症により足底が固まっているので、足底をマッサージすると良いです。
固まった筋膜をほぐすことで治癒期間が早まるのです。
腰の炎症
腰の炎症を起こしてしまうと、腰をまげるのにも一苦労です。
痛みが起こるのに順番があるのでチェックしてください。
- 腰がだるかったり、はりがあったりと違和感がある
- 痛みがだんだんでてくる
- 背中全体で痛みがある
腰にだるさ、はりがある程度から徐々に痛みが伴ってきます。
これも疲労が原因で炎症が起きているんです。
予防法や治療法として、初期症状のだるさ、はりを感じたところで、湿布やマッサージをすることです。
最終的な背中全体の痛みとなると激痛で立つこともできません。
早い時期に専門機関にいくことをお勧めします。
また、日頃から大腰筋を鍛えるトレーニングをしていると、腰への負担は少なくなってきます。
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