- 2017-3-15
- エンタメ・イベント

芥川賞作家の綿矢りささんの恋愛小説、“勝手にふるえてろ”が実写映画としてスクリーンに登場する事が決定しました。
小説原作作者の綿矢りささんと言えばその可愛いルックスと卓越した文才で2004年に当時19歳という若さで“蹴りたい背中”が芥川賞を受賞した事でも話題となりましたね。
そこでここではそんな綿矢りささんが2010年8月30日に発行を開始した作品、“勝手にふるえてろ”のあらすじやキャストなどの最新情報をお届けします。
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勝手にふるえてろの作品紹介とあらすじ
映画の原作となったのは同タイトルの小説版、恋愛小説の“勝手にふるえてろ”です。
執筆はもちろん、芥川賞作家の綿矢りささん。
まずはそんな綿矢りささんの基本情報を紹介して行きます。
作家:綿矢りささんとは?
ちなみに綿矢りさという名前は本名ではなく、執筆の際に利用しているいわばペンネーム。
本名は山田梨紗さんといいます。
綿矢りささんは1982年2月1日生まれで今年で33歳。
出身は京都府京都市で、幼少期から読書が大好きな女の子だったそうです。
彼女を一躍有名にした名作“蹴りたい背中”が最も有名ですが、他にも以下の様な作品を発表し、様々な賞を受賞しています。
世界経済フォーラムにてYoung Global Leadersに選出
2010年:
“勝手にふるえてろ”が第27回織田作之助賞大賞にノミネート
2012年:
“かわいそうだね?”が第6回大江健三郎賞を受賞
京都市芸術新人賞受賞
勝手にふるえてろ
2010年8月30日に文藝春秋から各書店で販売が開始されました。
原作小説の“勝手にふるえてろ”は元々は文藝春秋の文學界に掲載された後に加筆と修正を加えてから発行されました。
恋愛小説ですので内容はもちろん男女の恋愛。
主人公は恋愛経験がほとんどない女性、江藤良香(えとうよしか)26歳。
現在進行形の交際相手がいるにも関わらず、長年の片思いの相手がいるという設定で、現在の交際相手と片思いの相手との間で悩み、迷う姿が描かれています。
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映画版の勝手にふるえてろのキャスト
前記の通り、作品の主人公となるのが江藤良香(26歳)。
池袋にあるマルエイと言う会社で経理課の事務職に就いています。
実写映画版では女優の松岡茉優さんが主人公の江藤良香役を演じる事が決定しています。
松岡茉優さんと言えばこちらも実写映画の“ちはやふる上の句”、“ちはやふる下の句”の両編な出演し、存在感のある見事な演技を披露していましたね。
そんな松岡さん演じる主人公の江藤良香はちょっとマニアックな役どころ。
アンモナイトなどの絶滅した動物が大好きで気がつくとネットサーフィンをしながらそんな事を調べているうちに朝を迎えてしまうこともしばしば。
突然彼女に告白してきた押しの強い同僚の二(霧島)と中学時代からの片思いの相手、イチ(一宮)との狭間で悩み傷付きながら進んでいく彼女の姿をコメディータッチに描いた作品となっています。
登場人物一覧
では次に主人公以外の登場人物を紹介していきます。
主人公の江藤良香が昔から思いを寄せる男性が彼女の中学時代の同級生のイチこと一宮です。
そして、現在進行形の交際相手が二こと霧島。
良香の同僚で営業部に所属しています。
良香の同僚で彼女の良き相談相手として登場するのがこちらも同僚の来留美。
他にも作品には一流の企業に勤める木村/strong>や川崎に住む平田などが登場します。
映画版勝手にふるえてろの基本情報
では最後に映画版、“勝手にふるえてろ”の基本情報を紹介していきます。
映画基本情報
2017年
作品タイトル:
勝手にふるえてろ
原作作者:
綿矢りさ
原作タイトル:
勝手にふるえてろ
監督・脚本:
大九明子さん
主演:
松岡茉優
監督・脚本の大九明子さんと言えば過去には“恋するマドリ”や“東京女子無印物語”などの作品で現代女性のありのままの姿をリアルに描いてきた名監督。
松岡茉優さんと大九明子さんとのタッグは“放課後ロスト”、“渚の恋人たち”に続いて3度目となります。
益々息のあっていく2人から生まれる作品は果たしてどんな仕上がりになるのか楽しみですね!
映画版の勝手にふるえてろではどんな世界観で視聴者を映画の世界に引き込んでくれるのでしょうか?
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