- 2016-11-21
- 社会

11月になって一段と寒さが厳しくなってきました。
2016年11月23日水曜日の勤労感謝の日は特に寒くなる予報が出ています。
北海道地方や東北地方では11月の観測史上最強クラスの寒気が流れ込みそうです。
厳しい寒さに見舞われるのは北海道地方や東北地方だけではありません。
そんな最強クラスの寒気の影響を受け、関東地方でも気温が一気に低下する見込みとなっています。
11月23日から24日にかけて関東上空付近まで寒気が南下する予報がでており、その影響を受けて関東平野部でも寒さが厳しくなりそうです。
この関東地方にも流れ込む最強クラスの寒気により、11月としては異例な積雪や路面凍結を引き起こすと見られています。
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関東地方に最強クラスの寒波到来
気象庁からの発表によると2016年11月23日(水曜日)の勤労感謝の日に観測史上最強クラスの寒気が日本列島を襲うと予想されています。
同日の日本列島の上空には強烈な寒気が入り込み、11月23日の夜から24日の朝にかけて関東の平野部でも初雪を観測する可能性が高まっています。
その為、祝日明けの11月24日の朝は路面凍結することが想定されます。
車で通勤されている方は念のため、スタットレスなどに履き替えるなど積雪や路面凍結に対する準備をする事をおすすめします。
また、徒歩や自転車で駅に向かう際にも注意が必要です。
当日の朝の積雪や路面凍結で焦って転ばないよう時間に余裕を持って家を出るようにしましょう。
最強クラスの寒波到来
2016年11月23日に最強クラスの寒気が日本列島を襲います。
気象庁からの発表によりますと、同日の日本上空の1500メール付近では23日のPM21時頃に通常は東北地方上空にある寒気が関東地方まで南下してきます。
今回の最強クラスの寒気は平地でも雪を降らせるレベルの強い寒気です。
その強力な寒気が関東まで南下することで関東地方の気温が急激に低下します。
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関東地方で11月の積雪となれば54年ぶり
関東地方での11月の初雪の予報を導きだしているのは寒気だけによるものではありません。
もう一つ、今回の初雪の予報の根拠になっているのが、以前から関東平野部に積雪をもたらす原因とされている南岸低気圧が進むためです。
その為、例年には無い異例の11月に関東地方での初雪を観測する可能性があるのです。
11月の関東地方での積雪は54年ぶり
観測史上の中でも、11月に東京で初雪が観測されるのはかなり稀なことです。
過去のデータを遡って確認したところ、直近で11月に東京で初雪が観測されたのは昭和37年、1962年11月22日でした。
つまり、もし2016年11月に初雪が観測されれば、実に54年ぶりに東京で11月に初雪が降る事になります。
群馬県や栃木県などはスキー場も多く、雪の多いイメージですが11月に雪が降る事は滅多にありません。
群馬県前橋市で初雪が観測されれば2002年11月9日以来14年ぶり。
栃木県宇都宮市で初雪が観測されれば1986年11月29日以来の30年ぶりとなります。
東京の54年ぶりには届きませんが、群馬でも30年ぶり。
このデータを見れば11月に関東地方で雪が降ること自体かなり珍しい事であることが分ると思います。
関東地方の雪による交通機関の乱れに要注意
上記の通りかなり珍しい11月の初雪。
せっかくなら雪が降るのを自分の目で見てみたいですよね。
今のところ雪になる可能性が高いのは11月23日(水曜日)の勤労感謝の日の夜です。
降り始めは雨になる場所が多い見込みです。
しかし、その後に南岸低気圧が寒気を引きずり込み関東地方の気温が一気に下がります。
そして、ここでどれだけ気温が下がるかが初雪を観測するかしないかの分かれ目となります。
それでも今のところ関東地方の平野部でも雪か雨交じりの雪の予報となっています。
雪の予報は23日のよるから24日の朝まで出ています。
降雪時間が長い今回の雪では関東北部の平野部でも降雪する可能性があります。
東京で雪が積もることはなさそうですが、翌24日の朝には路面の凍結や交通機関への乱れが予想されます。
雪が降らなかったとしても全体的に気温が低く、夜のうちに雨で濡れた場所で、特に日陰部分では朝方に路面が凍結している可能性があります。
通勤通学でお車を利用される方が路面凍結に注意して運転するようにしてください。
そして、可能であれば23日の夜前までにタイヤをスタットレスに履き替えたり、チェーンを用意したりするようにしましょう。
また、徒歩で通勤される方は滑りにくい靴をはくようにして転倒し無い様に気をつけましょう!
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