博多駅前陥没事故発生場所の復旧情報。地図に載せるべき危険箇所はまだある!

博多駅前陥没事故発生場所の復旧情報

2016年11月8日午前に発生した福岡県福岡市の博多駅前の交差点で発生した陥没事故の復旧が急ピッチ進められています

今回の陥没発生の原因に関しては様々な憶測がありましたが原因は地下水の噴出による地下空間の崩落だったようです。

このエリアの地下にはもともと大量の地下水がある事が分っていました。

そして、今回地下鉄工事を行っていた際に運悪くこの地下水源の一部を破壊してしまい、大量の水が地上へと噴出し地下に大きな空洞が出来てしまったようです。

その為、穴の内部には大量の水がたまってしまい池のようになってしまっていました。

事故発生からまだ数日しか経過していませんが復旧状況はどうなっているのでしょうか?


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復旧工事を妨げる大量の水とガス臭

各種報道を見ても分るように現場の被害は甚大です。

当初7メートル程度のサイズだった穴の直径は時間と共にどんどん大きくなり、事故発生翌日には幅約30メートルを超えるサイズまで大きくなってしまいました。

そして、穴の内部には地下から噴出した水が大量に溜まり、まるで池のような状態になっています。

一部報道によると、陥没発生直後から水の量は増え続けていたため、更なる陥没の拡大や他の場所での陥没の発生が懸念されています。

更に、現場付近ではガス臭がするとの報告もあり、地下にあったガス管の破損の可能性も指摘されていました。

このような状況下では二次災害の恐れがあるため、当初は復旧作業が進んでいなかったようです。

復旧作業の最新情報

しかし、良くも悪くも災害に慣れている日本の普及には目を見張るものがあります。

福岡市は、11月9日からすでに本格的な普及作業を開始しています。

普及作業開始当初は少なくとも3日程度かかると見られていた深さ3メートル付近までの埋め戻し作業を同日中に完了させました。

福岡市市長の高島氏からは“必要な作業を優先して行い、市民の日常を取り戻す事に全力を尽くす”とのコメントが発表されています。

今後はライフラインと道路の仮復旧に向けて14日まで24時間体制で復旧作業を行う予定となっています。

ちなみに仮復旧の目標は車道と歩道を従来通り通行可能にする事。

そして、一部地域でいまだに普通となっている電話や、使用不可となっているガスの復旧が含まれます。

市からの発表によりますと陥没してしまった穴の地下3メートル付近までの埋め戻し作業は事故発生翌日9日の午後8時前には完了したようです。

穴の埋め戻しにはミキサー車が3台投入されました。

水の中で凝固するセメントが混ざっている土と濃度を調整したモルタルを継続的に陥没部分に投入し続けることで当初の計画より2日早く作業を完了させたようです。

あの陥没事故の写真の状態からたった1日足らずでここまで作業が進むとは驚きですね!


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危険告知地図に載せるべき陥没危険箇所はまだある!

Si Docさん(@doctoleranny)が投稿した写真

今回博多駅前で発生した大規模陥没事故の原因は地下に溜まっていた地下水の噴出による地下空間出現からの地下空間崩落が原因と考えられています。

そして、博多駅周辺はもともと地下に水が溜まっている場所が多いエリアとも言われていました。

それを証明するように、博多近辺では過去にも小規模の陥没事故が発生しています。

今回発生した大規模陥没現場では、たったの3メートルほどの地層部分に弥生時代から江戸時代までの5つの地層が積み重なっていることが分っていました。

そして更にその地層そのものが海の砂丘の上に幾重にも積み重なって出来ている事も分っていました。

地上で生活する我々には地下で何が起こっているか知ることは出来ません。

その為、このような事故を予見することは難しいですが、国や市には危険エリアの地図情報などを発行してもらいたいものです

海外では住宅地でも発生している陥没事故

博多駅前陥没事故発生場所の復旧情報

実は今回博多駅前付近で発生したような陥没事故は世界中で発生しています。

なかでも最も陥没の規模が大きかったのが2007年2月23日に南米のグアテマラで発生した陥没事故です。

場所はグアテマラの首都グアテマラシティの住宅地。

穴の深さはなんと100メートル以上大体30階建ての高さのビルに相当します。

グアテマラで発生したこの陥没も原因は地下水の流出による地下空間に出来た空洞の崩落と見られています。

そして、2010年にも同じ町で同様の陥没事故が発生しています。

その時に出来た穴の大きさは1回目の陥没に比べて小規模ではありましたがそれでも幅約18メートル、深さ約60mほどでした。

このように地下水流出が原因の陥没事故は1箇所で発生すると別の場所でも発生する可能性が高いといわれています。

博多駅前のように工事現場の作業中に地下水が溜まっている壁を破損して地下水を噴出させてしまう場合もあります。

しかし、エクアドルのように自然に地下から水が抜け出すことで空洞が出来てしまう場合もありえるのです。


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