- 2016-8-29
- ビジネス

ビジネスシーンでよく使う「ご足労」という言葉は、みなさん間違いなく使っているでしょうか。
打ち合わせなどで、お客様を労う時に使うワードで、「ご足労いただきまして、、、」というような言い回しをしませんか?
基本は相手に感謝を伝える言葉という認識ではないでしょうか。
その認識であれば問題ありませんが、改めて「ご足労」の意味を考えていきましょう。
ビジネスシーンの中でも使っていいシチュエーションもおさえておいてくださいね。
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「ご足労」の意味
みなさんご足労の意味はご存知でしょうか。
「足労」とは足を働かせるという意味で、「歩く」を丁寧な言葉にした表現となります。
また、「ご足労」とは好きに歩くというわけではありません。
「わざわざ」という意味があり好きに歩くというニュアンスではない相手に使用する言葉です。
お客様がわざわざ来てくたという事への、感謝の気持ちを「ご足労」というワードで表現します。
使用方法
「ご足労」とう表現はどのようなタイミングで使用するのでしょうか。
基本的には、お客様に来てもらった後に、使用するのがベストです。
来てもらった後のお礼を伝えるというイメージが分かりやすいですね。
「お暑い中ご足労いただきまして、ありがとうございました」「ご足労頂きありがとうございます」といった言い回しが良い表現でしょう。
目上の方に使用しても良い
ビジネスにおいて悩んでしまうのが、上司や目上の方にも使って良い表現かどうか分からない場合がありますよね。
特に「お願いする場合や断りの場合」は頭を悩ませてしまいます。
そのようなシーンで効果的なのが「前置き文」です。
この前置きを入れるだけで、相手は受け入れる態勢がつくれます。
「ご足労ですが」などの前置きから始め、本題に入ってみてください。
思いのほか、スムーズに進めることができるので便利です。
ぜひ、覚えておきたい表現ですね。
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「ご足労」の例文紹介
ここまで「ご足労」の意味や使用法をお伝えしてきましたが、理解してもらえたでしょうか。
では、ここからは「ご足労」の例文を紹介していきます。
あらゆるビジネスシーンにおいて知っておくと便利ですので、チェックしていきましょう!
- ご足労をおかけいたします。
- ご足労をおかけしますが、よろしくお願いたします。
「打ち合わせ当日」
- 本日はお忙しい中、弊社にご足労いただきまして、誠にありがとうございます。
- 本日は遠方よりわざわざご足労頂き、大変にありがとうございます。
- この度はご足労くださいまして、ありがとうございます。
「打ち合わせの後日」
- 先日は大変ご足労をおかけいたしました。
- ~の際には、遠路からわざわざご足労いただきまして、誠にありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
このように「ご足労」について意味や使用法を紹介してきました。
前置きとして非常に便利なビジネスワードとなりますので、ビジネスマンとして使えるようになっておきましょう。
使用例をチェックして、日頃から使うことで、どんな時でもサッと表現できるようになります。
日頃の意識が大切ですので頑張っていきましょう!
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