- 2016-6-1
- ヘルス&ビューティー

顎関節症は口を開けたり閉じたりするのが痛くて、口を開けるが本当に辛くて大変です。
口を開けるのも一苦労で滑舌が悪くなり、耳も痛くなることがあります。
実は顎関節症になる確率はかなり高く、誰もが経験する可能性のある病気だと言われてるんですよ。
今までなったことが無い人でも、いつでも発症することがあるので注意が必要です。
そこで、今回は誰でもなり得る顎関節症について記事を書きました。
その対処法についても紹介していくのでチェックしてくださいね。
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顎関節症の症状とは?
顎関節症になったことが無い人もいるので、どのような症状か説明しますね。
顎関節症の状態は、このように4つに分かれます。
- 1、口を開けたときに「カクンカクン」と音が鳴る
- 2、口が全く開かない状態
- 3、関節には異常が無いが、顎周辺の筋肉に炎症が起こり筋に痛みがある
- 4、顎関節の骨自体が変形してしまっている
1、2のタイプが顎関節の半数以上を占めるので、ほとんどがこの症状です。
症状の原因を知る
昔は顎関節症になる理由として噛み合わせが悪いと発症すると指摘されていました。
しかし、近頃の研究発表では顎関節症になる原因はひとつだけでないと言われるようになりました。
原因としてはこのようなことが挙げられます。
- 噛み合わせが悪い
- 外的な打撃で下顎の位置がずれた
- 精神的緊張やストレスで顎周辺の筋肉に負担がある
- 食事(固いものを好んで食べる、ガムをいつも咬む、片側での咬み癖など)
- うつぶせ寝、歯ぎしり、頬杖の習慣
- 硬いものや大きいものを噛む
これら意外にも様々な要因で顎関節症を引き起こします。
ストレスで顎の周辺の筋肉に負担をかけると、この症状になるのが意外でしたね。
ストレスを溜めると、症状が悪化するそうなので筋肉をリラックスさせる必要がありますね。
チェックする方法とは?
ここからは顎関節症のセルフチェックの仕方をお伝えしていきます。
この症状は再発性が高く、一度発症すると何度も繰り返します。
しっかりとチェックして防止対策をとりましょう。
- 口を大きく開け、人差し指から薬指の3本が入るか確認する
- 大きな口を開け、閉める
- 鏡の前で口の開け閉めをチェック
- 固いものを食べると顎に痛みを感じる
3本入れば問題はありませんが、入らない人は顎関節症の可能性があります。
痛みはありましたか?痛みがある場合は顎関節症の可能性が高いです。
下顎が真っ直ぐに開いているかを確認してください。左右にずれがあれば問題があります。
固いものを食べた時に顎が痛い場合は顎関節症の可能性があります。
これら4つのセルフチェックで1つでも症状に当てはまった方は、顎関節症の発症前かもしれません。
まずはしっかりとチェックをしてください。
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自分でできる対処法とは?
顎関節症の治療法は、マウスピースのようなものを装着するスプリント療法やマッサージなどの理学療法、他にも方法があります。
基本的には専門医へ行くようにしてください。
どうしてもという人に向けて、家でできる対処方法をお伝えしていきます。
- 痛み止めを薬局などで買う
- 急性の場合は冷やす・慢性的であれば温める
- マッサージをする
顎関節症には痛みがあるので、痛み止めをのみ緩和させると少しは楽になります。
急に炎症が出てきた場合には冷やして炎症を抑えてください。
ただ、慢性的な痛みがある場合には温めると血行がよくなるので、痛みが緩和されることもあります。
顎関節周辺の筋肉がストレスで緊張していることもあるのでマッサージで筋肉をほぐすと効果的です。
強くすると逆効果なので、ゆっくりと優しくマッサージをしてくださいね。
顎関節症は再発性が強いので、習慣改善が必要になってきます。
頬杖や片側での咀嚼を繰り返していると骨が変形してきます。
日々、注意をしながら噛み合わせを治したり、うつぶせに寝ることを止めていくようにしましょう。
ちょっとした心がけが顎関節症の予防となります。
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