- 2016-11-14
- ヘルス&ビューティー

毎年この時期になると流行の話題が出るインフルエンザ。
2016年は流行の発生が例年より早く、10月からニュースになっていました。
調査によると2016年10月最終週の全国のインフルエンザ患者数が特に急増しています。
患者数は2015年の同じ時期に比べて4.7倍まで増えています。
そしてこれから寒くなる11月以降に向けて更なる流行の拡大が懸念されています。
もう既に学級閉鎖を行った学校もあるようですが、これからの次期は特に受験を控えた受験生は注意が必要ですね。
ここでは2016年に流行しているインフルエンザの特徴や、予防法などを詳しく紹介しています。
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2016年11月もインフルエンザに要注意
毎年秋から冬の寒い時期に話題となるインフルエンザ。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染する事で発症する急性の呼吸器疾患の事です。
流行が起こる時期にや流行の規模の大小の差はありますが、ほぼ毎年のように流行しています。
そして、毎年日本の人口の約1割が感染する最大の感染症でもあります。
インフルエンザは、例年12月から感染者が一気に増え、1月から2月にかけて感染者数のピークを迎えます。
しかし、2016年は例年に比べて流行が早いようです。
実際、岩手と福井ではすでに流行入りとなっています。
その為、2016年は例年より早い12月にピークを迎える可能性もあります。
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2016年11月に流行しているインフルエンザの型は?
季節性と呼ばれるインフルエンザウイルスは4種類あります。
- AH1pdm09
- AH1亜型 (Aソ連型)
- AH3亜型 (A香港型)
- B型
中でも2016年11月現在で最も流行しているのがAH1pdm09です。
AH1pdm09は2009年に流行し、流行当時は新型インフルエンザウイルスと呼ばれていました。
インフルエンザにかからないためには?
では最後にインフルエンザにかからないための予防法をご紹介します。
手洗い、うがい
一番簡単且つ、重要な予防法方です。
インフルエンザに感染しない為には体内にインフルエンザウイルスを侵入させない事が重要です。
インフルエンザが流行している時にはドアノブや電車のつり革など色々な場所にインフルエンザウイルスが付着しています。
そのようなインフルエンザウイルスが付着している場所を触った手で鼻や口などを触る事でウイルスが体内に侵入してしまいます。
その為、インフルエンザの様な感染症から体を守る為には手からウイルスを侵入させないように手洗いが重要になります。
また、もしインフルエンザウイルスが口内に侵入してしまったとしても、こまめなうがいをすることで口内や喉に付着したインフルエンザウイルスを洗い流して体外に追いやることが出来ます。
インフルエンザが流行している時期は特に手洗いとうがいをこまめに行うようにしましょう。
予防接種
インフルエンザに感染しない為にはインフルエンザワクチンを接種することが有効です。
インフルエンザの予防接種は接種してから十分な抗体が完成するまで約2週間かかります。
その為、インフルエンザ予防注射は流行前に接種することが重要です。
インフルエンザワクチン接種は流行前に受けておく必要があることを覚えておきましょう。
マスクの着用
咳やくしゃみとともにインフルエンザワクチンを空中に放出してしまいます。
そして、その放出したウイルスを他の人が吸い込むことでインフルエンザウイルスに感染してしまいます。
そんな飛沫感染を予防する為にマスクを着用することは重要です。
マスクを着用すれば、感染者はインフルエンザウイルスの拡散を防ぐことが出来ます。
また、感染していなくても感染者からの飛沫感染を防ぐ効果があります。
感染者も感染していなくても流行次期にはマスクを着用すると良いでしょう。
予防接種を流行前に受けておく
マスクを着用する
インフルエンザにかかってしまったら
インフルエンザに感染してしまったかを調べる為には医療機関で検査を受ける事が出来ます。
方法は鼻の奥の粘膜を採取する方法です。
インフルエンザは前記の通り感染力が非常に強い感染症です。
風邪とは異なる症状を感じたら早めに検査を受けるようにしてください。
また、インフルエンザは症状が治まってもまだウイルスを他の人に感染させてしまう危険があります。
そのため、症状が治まってもしばらくは安静にし、マスクを着用して飛沫感染を防ぐようにしてください。
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