- 2017-6-4
- ビジネス

日進月歩のビジネスの世界では常にその流れを見ていないとあっという間に取り残されてしまいますね。
トレンドをしっかりと把握する為には、日々登場する新しいビジネス用語をしっかりと理解していなければなりません。
意味の分からない言葉を聞く度に躓いていては加速するビジネスのスピードについていけませんよね。
ではフィンテックと言う言葉を聞いた事はありますか?
フィンテックもまたここ数年で耳にする機会が増えた新しい言葉の一つです。
そこでここでは今更聞けないフィンテックとは何かをわかりやすく解説すると共に、同じ新しい言葉のビットコインとの違いなどについて詳しく解説していきます。
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フィンテックとは一体どんなものなのか?
最近よくテレビやネットのニュースで目にしたり、耳にしたりする機会が増えたフィンテック。
出来るオトナ男子なら1度は見聞きした事がありますよね。
でもフィンテックがどんな物なのかと質問されたら簡潔に説明する事が出来ますか?
フィンテックとは?
フィンテックは英語で表記すると”Fintech“となり、以下の2つの単語から構成された新しい造語です。
Finance (金融を意味するファイナンス)
Tech:
Technology (技術を意味するテクノロジー)
つまりフィンテックをわかりやすく一言で説明するとすれば、金融にITの技術を掛け合わせた物。
お金に関する技術全般をフィンテックと呼ぶ事が出来るのです。
これだけだとまだピンと来ないという方もいるかも知れませんね。
では次に日本で既に普及している代表的なフィンテックを例にとって説明していきます。
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フィンテックで屋台や海の家でもカードが決済可能
日本でフィンテックの普及が急速に進んでいる背景にはIT技術の飛躍的な進化とスマートフォンの普及率の高さがあります。
その証拠に日本で普及している代表的なフィンテックにはスマートフォンを利用したものが多く見られます。
では更にフィンテックの理解を深めてもらう為、わかりやすく日本で普及している代表的なフィンテックをいくつか紹介していきます。
スマホからのカード決済
我々の身近でフィンテックが普及した事で便利になったサービスの一つにスマートフォンを利用したモバイル決済があります。
これによりiPhoneやAndroidが入ったスマートフォン端末などで今までは利用できなかった場所でもクレジットカード決済を行う事が出来るようになりました。
このサービスを提供しているのはスクエア(Square)や楽天スマートペイなどが有名ですね。
スクエアや楽天スマートペイを利用する為には専用の小さな読み取り用の端末をスマートフォンなどに取り付ける必要があります。
そして、その端末を取り付けたスマートフォンがクレジットカードの読み取り端末として使用する事が出来るようになります。
日本では移動販売を行っている業者さんや、フリーマーケットへの出店者、または海の家など期間限定や固定の場所での営業をしない人たちに重宝されています。
従来は店舗などでクレジットカード決済を行う場合には専用のクレジットカード決済用の機械を購入し、その機械を回線につながないとカード決済を行う事は出来ませんでした。
しかし、フィンテックによってスマートフォンで簡単にモバイル決済が出来るようになり、上記の様な期間限定や移動販売業者でも簡単に最小限の取り付けよう端末のみでクレジットカード決済を行えるようになり、クレジットカード利用者には益々便利になりました。
その他のフィンテック
前記の通り、フィンテックとはFinancial(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。
その為、フィンテックの広義の意味ではお金に関わる技術全版を指す事になります。
身近なところではスイカやパスモなどの交通機関系カードへのチャージや、スマートフォンと電子マネーを融合させたサイフケータイ等もフィンテックに該当します。
インターネットから行う銀行からの振込みや支払いなどもフィンテックの部類に分類される事になりますね。
気が付いていないだけでもうすっかり我々の生活に浸透しつつあるフィンテック。
フィンテックは今後益々その活用の幅を広げていく事は間違いないでしょう。
フィンテックとビットコインの違いは?
フィンテックと同じく、最近見聞きする機会が増えている言葉にビットコイン(Bitcoin)があります。
暗号通貨と呼ばれるビットコイン(Bitcoin)は現実の世界でもちゃんとした資産価値をもったお金です。
しかし、現実の世界においては形を持たない仮想の通貨。
インターネットを活用したゲームや投資などにおいて流通する仮想の通貨で、円やアメリカドルなどの現実世界の通貨を使ってビットコインを購入したり、反対にビットコインを使って現実世界の日本円やアメリカドルなどを購入する事が出来ます。
そして、このビットコインはインターネットの技術無しでは存在する事の無い通貨。
つまりはビットコインはフィンテックの一部と言う事になりますね。
お金に関わる技術で今後益々我々の生活を便利にくれる事でしょう。
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