- 2016-6-24
- 社会

6月24日(金)にイギリスががEU(ヨーロッパ連合)から離脱するか、残留するどうかの国民投票が行われました。
結果は「離脱派」の勝利が確定となった。
この結果は受け日本の東京市場では急激な円高となり、日経平均株価は、一時1300円以上値下がりが起きた。
この下落の大きさは歴代でも8番目の記録だそうです。
一方、外国為替市場をみると円買いが行われており、1ドル=99円台に入りました。
これも2013年以来の円高の水準です。
今回、イギリスがEUを離脱したことで、世界経済、あらゆる金融市場にも大きなリスクを与える結果となり、世界的に目が離せません。
米ドルに着目が集まりますが、豪やトルコリラについてもチェックしておく必要があります。
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イギリスEU離脱はなぜ?
EU離脱問題について少しおされいをしておこうと思います。
なざ、いまイギリスがEUを離脱すると言っているのか?
ここで簡単に説明していきますね。
離脱理由について
イギリスがEUに加盟していることで、経済的なメリットはあるはずです。
建前上は「イギリスの主導権を回復したいう」という理由を発表しています。
しかし本音は、「これ以上移民や難民を受け入れることができない」ということでしょう。
ヨーロッパでは長年議論されていることとして、「イラクやシリアの難民受入問題」があります。
イギリスは難民にとって最も行きたい国のひとつ。
なぜかというと、イギリスは社会保障がしっかりとしていて、医療施設を無料で利用できたり、住む場所を確保してもらえいることが挙げられます。
難民からすると、イギリスに行けば生きていいけるということで、たくさんの人々がイギリス行きを希望するのです。
希望者はいても断ればいいのでは?と思う方がいるかもしれませんが、EUに加盟していると難民拒否をすることができません。
特別な理由がない限り、法律で定めたれた内容なのです。
この受入れの法律があるので、イギリスはEUを離脱することになりました。
なぜ難民を受入れしたくないの?
難民なんだから受入てあげてよ!という方もいると思います。
しかし、難民を受け入れることで国民の税金が高くなり、負担が大きくなるのです。
難民援助は国の税金で対応するので、財政的に厳しく裕福でもないイギリスが難民を受入ることは、イギリスの国民から反感をかうことになります。
国民の税金負担増以外に、働き先が少なくなる理由も挙げられます。
もちろん難民が移民すると、彼らは就職先を探します。
イギリス人の労働先を奪うことにもなりかねませんので、懸念事項がたくさんあるのです。
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EU離脱反対派はいるの?
EU離脱賛成派だけでなく、EU離脱反対はもいるんですよ。
EU離脱反対はこのような見解をしめしています。
離脱することにより、イギリスの信用が著しく低下してしまう。
信用の低下とともに、ポンドの価値が下がってくるので、必然的に国の力も弱くなる。
ポンドが弱くなることで、イギリス外で買い物をする場合に、ポンドの支払いが多くなります。
結果、購買意欲や購買力が低下し、経済に悪影響を与えるということになります。
イギリスの経済悪化はEU全体へも影響を与え、我々日本だけでなく、世界各国への影響が多大なものとなります。
ドル円や豪ドルやトルコリラの影響は?
先ほどお伝えしましたが、1ドル=99円台ななる急激な円高・ドル安となっています。
数年ぶりの水準が更新されている模様です、
イギリスのEU離脱で日経平均株価も下落が続いておりパニックの状況です、
為替の予想としては豪ドル73円のラインではないかと思われますが、最悪は2009年の60円を割る可能性があります。
トルコリラに関しては30円を限界ラインと予想しています、
最安更新中ですので、そこまで大幅は下落な無いと予想されます。
今回、ひょっとするとリーマンショックの再来では?と言われています。
世界経済がこのような状況に陥っていますが、なんとか立て直しを図ってもらいたいところです。
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