- 2017-5-11
- 社会

2011年3月3日、東日本を1000年に一度と呼ばれる大地震が襲いました。
この時は地震による家屋倒壊による被害よりも津波による被害が甚大で、今でも津波の被害を受けた多くの沿岸部では空き地が広がっています。
そして、地震の被害を更に悪化させてしまったのが福島第一原発です。
炉からは今も放射能が漏れ続け、周辺地域の立ち入り禁止が続いています。
そして、その地震から5年後の2016年4月14日。
今度は熊本を震源とする大地震が再び発生しました。
この時は観測史上最強クラスの震度7を測定し、多くの家屋が倒壊の被害を受けました。
そしてその被害は歴史的建造物である熊本城にも及び、現在引き続き修復工事が続けれています。
これらの大地震をきっかけに日本人の防災意識が更に高くなりましたね。
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2017年5月13日に九州地方に再び大地震がやってくる?
2016年4月14日に発生した熊本大地震。
被害は熊本県内にとどまらず、大分県などにも被害が及びました。
最大震度も観測史上最大の震度7を記録し、今も被災地では地震の傷跡が多く見られます。
そんな大地震が熊本県・大分県で発生してから一年がちょっとすぎた2017年5月13日。
再び九州地方を大地震が襲うという噂があるのをご存知でしたでしょうか?
予言などにわかに信じがたいですがその予言が有名な地震学者によるもので、その学者さんが過去にも大地震の予知を的中させているとしたらどうでしょうか?
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過去の大地震を連続で的中させている高橋教授とは?
かなり前にノストラダムスの大予言と言うのがありましたよね。
予言の中には人類滅亡が含まれていましたが幸いにも今のところその予言は当たっていないようです。
しかし、今回九州地方に起こるという情報はある地震学者によるもので、昔の予言よりはるかに精度の高い予言であるといえます。
この地震を予言しているのが立命館大学 歴史都市防災研究所の高橋学教授です。
実はこの教授、過去に連続で大地震の予知を的中させた事でも有名です。
高橋教授の過去の予知実績
高橋教授の地震予知の精度は高く、直近では以下の2つの地震予知を的中させています。
震源地:茨城県北部
最大震度:6弱
マグニチュード:6.3
震源地:千葉県北東部
最大震度:4
マグニチュード:5.4
2017年5月13日に九州・福岡で大地震が発生する可能性は?
大地震の予知する為には当然根拠となるデータが必要です。
地震と火山活動が密接に関係していることは皆さんすでにご存知かと思います。
また、大地震が起きる前には前兆現象として小さな地震が多く発生する事も知られています。
5月13日大地震の根拠
高橋教授によると大隅半島沖の地震や桜島の噴火が再開した事などが大地震の前兆現象であると考えています。
そして、少し前には福岡県博多周辺でも小さな地震が頻発していました。
前兆と見られる小さな地震が頻発。
更には桜島での火山活動の再開。
この2つのデータから高橋教授が導き出したのが2017年5月13日に九州に再び大地震が起こるという予測なのです。
大地震と前兆地震の関係
ではなぜこの2つのデータから5月13日という日にちを導きだしたのでしょうか?
調べてみるとこれは過去の地震のデータに基づいているようです。
大地震が起きる前にはそれまで殆ど地震が起きなかった場所で小さな地震が頻発する傾向があります。
今回の前兆地震で言うと福岡県の博多周辺がその場所に当たります。
そして、その頻発する地震が一旦おさまり、その期間を静穏期と呼びます。
この静穏期と呼ばれる期間が約60日間あります。
60日を経過すると再び小さな地震が頻発。
そして、その後半日から3日後に大規模な地震が発生するというデータがあります。
この大地震発生のパターンは過去に起きている以下のような大地震の際にも見られた現象で、このパターンを当てはめると2017年5月1日に福岡県博多周辺で大地震が起こる可能性が高いとの事です。
- 2004年 新潟県中越地震
- 2011年 東日本大震災
- 2016年 熊本地震
- 2016年 鳥取県中部地震
2017年5月13日は頻発していた連続地震が止まってからちょうど60日目となります。
その為、地震の発生が2017年5月13日であるとの予知に至ったようです。
但し、正確な発生時間や発生場所まで特定する事は今の段階では難しいようですが備えあれば憂い無しです。
過去の大地震に習ってこれを機に防災グッツを見直してみてはいかがでしょうか?
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