- 2017-5-13
- ヘルス&ビューティー

“今日は絶対に飲み過ぎないように気をつけよう!”
そう心に決めて参加した飲み会。
あれほど強く誓ったにも関わらず飲みが進むにつれて脆くもその決め事は守られず。
そして結局酔い潰れて撃沈。
記憶もない状態で気がつけばまた二日酔い。
“あの時、悪酔いしなければこんな事にはならなかったのにな。”と後悔しても後の祭りですね。
もし、悪酔いしない方法があれば知りたくないですか?
そのでここでは悪酔いしてしまう原因や悪酔いしない為の対処法などを詳しく紹介していきます。
いつも悪酔いしてしまうという方は是非参考にしてみて下さいね。
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悪酔いとはどのような症状を言うのか?
ではまず最初に悪酔いとはどんな状態の症状を言うのかを説明していきます。
悪酔いとは?
お酒は楽しく気持ちよく飲みたいですよね。
でも飲む前は飲み過ぎないように気をつけようと思っていても、いざ飲み始まってしまうとなかなかコントロールするのが難しくなってしまいます。
悪酔いの定義を調べてみたところ以下のようになっていました。
悪酔い(わるよい):
- 気持ちが悪くなる状態
- 頭が痛くなってしまう状態
上記2点は飲み過ぎて体調が悪くなる症状です。
体調に関するもの以外では以下のようなものがあります。
- 誰かに絡む(絡み上戸)
- 暴れる、暴力的になる
- 同じ事を何度も話す
前者の場合は自己責任で済みますが、後者の方は他人に迷惑をかけてしまうので気をつけなければいけませんね。
酒は飲んでも飲まれるなと昔から言いますが、後者の方は正にお酒に飲まれてしまっている状態です。
また、これら後者の症状は悪酔いと言う言葉以外にも酒癖が悪いと呼ばれます。
悪酔いしやすく酒癖が悪いと言う自覚があったり、誰か他の人に指摘された事がある人は要注意です。
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悪酔いする原因は飲み過ぎだけでなかった!
では次になぜ悪酔いしてしまうのかを説明していきます。
悪酔いの一番の原因はやはり飲酒量、つまりアルコールの摂取量です。
アルコールに対する強さには個人差がありますので一概にどれだけ飲むと悪酔いするのかと言う基準はありません。
ですので、やはり基本的には飲み過ぎないと言う事が重要なのです。
悪酔いするメカニズム
前記の通り、悪酔いの一番の原因はアルコールの摂取量です。
あとよく聞くのが安い酒を飲むと悪酔いすると言う事ですね。
確かに原因の1つとなるようですが、基本的に悪酔いする原因には以下のような物があります。
- アルコールを分解しにくい体質
- 分解されにくいアルコールの種類
- 悪酔いしやすい成分が含まれている
ではそれぞれを細かく説明していきます。
アルコールを分解しにくい体質
体内に取り込まれたアルコールは胃や小腸から吸収され、その後、血液の流れに乗って肝臓へ到達します。
そして肝臓に到達したアルコールは分解され、アセトアルデヒドになります。
アルコールに強いか弱いかはこの肝臓のアルコール分解能力に関係しています。
そして、この分解能力が高いと悪酔いしにくく、逆に分解能力が低いと悪酔いしやすいと言う事になるのです。
ちなみに日本人の約6割程度はアルコールに弱い体質であると言われています。
分解されにくいアルコールの種類
せっかく肝臓の分解能力が高くても分解されにくい種類のアルコールではその能力を十分に発揮する事は出来ません。
分解されにくいアルコールの種類であげられるのが日本酒、逆に分解しやすいとされるのが蒸留酒です。
その中でも甲類焼酎は何度も蒸留を繰り返えすので純度の高いアルコールになり、肝臓が分解しやすいタイプのアルコールであると言えます。
更に蒸留酒には悪酔いの原因とされるのが不揮発性物質が日本酒に比べて少ないと言う特徴もあります。
悪酔いしやすい成分とは?
悪酔いしやすい成分。
よく言われるのがアセトン、タンニン、フーゼル油などです。
諸説あるようですが主に上記のような成分が原因で悪酔いしやすくなると言われています。
また、人体に悪影響を及ぼすメチルアルコールにも注意が必要です。
メチルアルコールはお酒を作る工程でどうしても生成されてしまう厄介者。
お酒を飲む限り完全に摂取しないと言うのは難しいですが、何度も蒸留を繰り返す甲類焼酎にはメチルアルコールはほとんど含まれていないようです。
悪酔いしないための方法は飲む前に有り!
では最後にどうすれば悪酔いしないようになるのか、その方法を紹介していきます。
悪酔いしない方法
やはり一番重要なのは何と言っても飲み過ぎない事です。
前記のようないくら分解しやすいアルコールでも大量に摂取してしまえば肝臓の分解が間に合わず悪酔いしてしまいます。
まず最も重要なのは飲み過ぎない事。
その上で悪酔いを避ける予防策として飲む前に下記の様な方法を取ると良いでしょう。
飲む前の対策
対策として簡単で最も効果的なのが飲む前に何か食べておく事です。
空腹状態でアルコールを摂取すると急激にアルコールを吸収してしまい、酔い易くなります。
ですので飲む前にはできる限り空腹状態ではないようにしておきましょう。
もし、時間が無く、飲む前に何も食べられなかったとしたらなるべくおつまみなどを食べて空腹状態を回避する事をお勧めします。
お勧めなのはオリーブオイル等の油分を含むものです。
脂によって胃の表面に脂の膜ができてアルコールの吸収をゆっくりにして悪酔いしにくくなります。
しかし、何度も言うように一番の予防は飲み過ぎない事。
昔から言うように酒は飲んでも飲まれるな。
適量を守って楽しく飲むように心がけましょう!
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