- 2017-2-20
- ヘルス&ビューティー

あなたは朝までぐっすりと安眠出来ていますか?
ある調査によると現代人の多くは睡眠に何らかの問題を抱えており、日本国民の5人に1人は不眠症というデータもあります。
学校や職場で日中に強烈な眠気を感じた事は無いでしょうか?
きっとそれは睡眠時間が不十分だったり、睡眠の質が悪かったりしている可能性があります。
そんな事態を避けようと早くしっかり睡眠を取らなきゃと思えば思うほど、夜ベッドに入ると眠れない事ってありますよね。
そこでここでは眠れない時に確実に寝れる方法を検証していきます。
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なぜ人は睡眠をとる必要があるのでしょうか?
日中に感じる強烈な眠気。
一方で夜ベッドに入るとなかなか寝付けない。
こんな経験をした事は無いでしょうか?
あの日中の眠気を夜のベットまで持っていければ確実に直ぐに眠れそうですね。
でも、どんなに日中に眠気を感じても夜眠れないという人が多くいます。
どうせ眠れないなら寝なくてもいいじゃないかと考えてしまいますが、睡眠は人間にとってとても重要なのです。
人間が睡眠を取る理由
まず第一に睡眠を取る事で脳と体を休ませるという役割があります。
人の脳は起きている間はずっと働き続けています。
体は仕事の合間の休憩時間などで休む事は出来ますが、それでは不十分。
そのため、脳と体を休ませて、しっかりと疲労回復させる為には睡眠がとても重要なのです。
記憶の整理整頓
睡眠中の脳は記憶の整理整頓を行っています。
1日に起こった事を記憶として定着させるためにも睡眠はとても重要な役割を果たしています。
この睡眠中の記憶の定着に着目し、一部の学校では昼寝を導入しているところもあります。
昼寝によって午前中の授業で学習した内容を早く記憶として定着させる狙いです。
また、昼寝をする事で脳を休ませ、日中の眠気を解消する効果も期待出来ます。
しかし、昼寝時間の取りすぎにはご注意下さい。
昼寝の長さは15分から長くても30分程度として下さい。
また、昼寝は午後3時くらいまでにしておいて下さい。
30分以上昼寝をしてしまうと熟睡してしまい、寝起きがスッキリしなくなってしまいます。
また、午後3時以降の昼寝は夜の寝つきの悪さにつながってしまいます。
昼寝をする際は15分から長くても30分以内。
時間は午後3時くらいまでにするようにして下さい。
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眠れない時に確実に寝れる方法はあるのか?
眠れない時に確実に寝れる方法はあるのでしょうか?
巷には様々な眠りに関する民間療法などが溢れています。
しかし、残念ながらこれは体調やライフサイクルの違いなど個人差がありますので確実にというのは難しいです。
一方で、眠りにつきやすくなる方法はありますのでそちらを紹介して行きたいと思います。
前記の通り、効果には体調やライフサイクルの違いなど個人差がありますので、ご自身に合う方法があれば是非試してみてください。
睡眠導入剤
個人的に特に効果が高かったのが睡眠導入剤でした。
睡眠導入剤と聞くと抵抗があるという人も多いようです。
その理由は一度睡眠導入剤を使用してしまうと睡眠導入剤なしでは眠れなくなってしまうのではないかというもの。
しかし、そんな事はありません。
まず重要なのはしっかり眠ると言う習慣を身につける事です。
そして体が慣れてくると睡眠のサイクルが出来上がり、睡眠導入剤なしでもすんなりと眠れるようになってきます。
眠気を最大まで高める
週末になると夜更かしで翌日は昼過ぎまで寝ている何て事ないでしょうか?
夜にすんなり眠れるようになるには規則正しい生活が重要です。
週末だからと言って昼まで寝ているような生活では海外旅行で時差ぼけになっているのと同じ状態です。
眠たいだけ寝るのではなく、規則正しい生活と一定の睡眠時間をキープするようにしましょう。
そして、睡眠は15分から長くても30分以内の昼寝以外は取らないでください。
夜、ベッドに入るまでに眠気を最大まで高めておけばすんなりと眠りに入る事が出来るはずです。
夜に眠れないのは実は病気が原因かも!
寝つきや睡眠や質を改善する方法がある一方で、やはり寝つきや睡眠の質を悪化させてしまう事があります。
眠る直前まで携帯を操作する
あなたは携帯電話依存症ですか?
よく眠る直前まで携帯電話を操作している人がいますが、これは寝つきを悪くしてしまいます。
原因は携帯電話の画面から出ている光です。
人間は明るい光を見ると眠くなりにくくなる習性があります。
また、携帯電話を操作する事で脳が覚醒し、ますます眠気から遠ざかってしまいます。
寝る直前まで携帯電話を操作しているという人は気をつけましょう。
お酒は深い眠りを妨げる
よく眠れないので寝酒に一杯、という人がいます。
確かにお酒を飲むと直ぐに眠くなる場合もありますが、お酒を飲むと深い眠りにつけないというデメリットがあります。
また、お酒を飲んで寝るとトイレが近くなったり、夜中に喉が渇いて目が覚めてしまう事が多いです。
質の良い眠りを求めるのであれば、お酒はあまりお勧めできないのです。
病気が原因の不眠
眠れない、もしくは眠りを妨げる病気や症状には以下のようなものがあります。
- 不眠症
- 睡眠障害
- 精神疾患
- うつ病
- 睡眠呼吸障害
- 時差ぼけ
これらの病気や症状は眠れないという以外は特に自覚症状がありません。
しかし、放置しておくと病状や症状を悪化させて、ますます眠れなくなってしまうだけではなく、場合によっては命に関わる事にもなりかねません。
たかが眠れないだけと侮る事なく、一度専門医の診察を受ける事をお勧めします。
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