- 2017-4-22
- ヘルス&ビューティー

人の体の健康を図る指標や数値は色々とありますよね。
血圧、脈拍、尿酸値などなど。
その指標となる数値の種類は数え上げたらキリがありません。
その中でもオトナ男子が気にしなければならない数値の一つに血糖値と呼ばれる数値があります。
血糖値という言葉をそのまま理解すれば血に含まれる糖分の数値。
でも、どうすれば血糖値が高くなって血糖値が高くなると体にどんな影響があるのかをちゃんと説明出来ますか?
そこでここでは血糖値が高くなる原因や血糖値が原因で体にどんな問題が起こるのか、そして血糖値を下げる効果がある食品一覧をまとめました。
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血糖値と健康はどんな関係なのか?
テレビのコマーシャルなどで血糖値を下げる効果を謳った食品や飲料を目にしますね。
その為、以前より血糖値という言葉を耳にする機会が増えました。
しかし、血糖値と言うとどちらかと言うと若い人より中年以上の年齢の方の症状と思っている方が多いようです。
確かに年配の方に多い症状ではありますが、若い方でも血糖値が高くなる事もありえます。
若い自分にはあまり関係ないと思っているあなた!
若い内からちゃんと血糖値とはどんな数値かを理解しておきましょう。
血糖値とは?
ではまず最初に血糖値とはどんな数値かを説明して行きます。
血糖値とは文字通り血の中に含まれる糖の数値です。
因みに英語で書くとblood sugar concentrationとなります。
血糖値の値は血液に含まれるブドウ糖の濃度を表します。
健康な人の血糖値は空腹時で約80~100mg/dLとされており、食後には若干数値が上昇します。
ブドウ糖の役割
ではブドウ糖がなければ良いのかと言うとそうではありません。
なぜなら人の体にとってブドウ糖は必要だからです。
ブドウ糖は体の中でエネルギー源として消費されて行きます。
つまりブドウ糖は人体のエネルギー源としてなくてはならない存在なのです。
しかし一方で高濃度のブドウ糖は血液内で糖化反応を起こし、微小血管にダメージを与えてしまいます。
その為、血糖値が高い場合は血糖値を下げる効果のあるインスリン注射などを行う事になります。
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血糖値が上昇してしまう原因とは?
では、どうすると血糖値が上昇してしまうのでしょうか?
その原因は食品類や飲料類に含まれている糖分です。
食事による血糖値の上昇
血糖値は食事後に上昇しやすくなります。
特に糖分が多く含まれている甘い飲み物類の飲み過ぎやお菓子類の食べ過ぎには注意が必要です。
また、甘い飲み物やお菓子類以外にも注意しなければならないのが揚げ物など油分を多く含む食品です。
更に、甘くない食品にも糖は含まれていますので注意が必要です。
例えばお米やパンなどの主食。
お米やパンにも糖分も含まれています。
だからと言って全くお米やパンなどの主食を摂取しないというのは難しいですよね。
重要なのは摂取する量です。
血糖値を上昇させないために重要なのはまずは糖分の過剰な摂取を避ける。
そして、暴飲暴食をさけて、出来れば昔から言われる腹八分目で食事を済ませる事です。
血糖値を下げる効果がある食品一覧
では最後に血糖値を下げる効果がある食品を紹介していきます。
血糖値を上げない為に重要なのは前記の通り食事に注意を払う事です。
それと同時に血糖値を下げる、若しくは上昇を抑える効果のある食品や飲料を意識して摂取していく事も重要です。
血糖値を下げる効果がある食品
血糖値を下げる効果が期待できる食品には以下の様なものがあります。
野菜、果物類:
ほうれん草などの葉野菜全般
玄米、麦
アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類全般
落花生
きのこ類全般
海藻類:
魚介類:
イカ、たこ
かつお
鰯・鯖・さんま等の青魚類全般
乳製品:
調味料類:
その他:
糖質を多く含む食品や飲料を控え、逆に上記の様な食品を意識して摂取するように心がける事で血糖値の上昇を抑える効果が期待出来ます。
野菜類や穀物類が血糖値対策に有効な理由の一つに、それらの食品に多く含まれている食物繊維があります。
食物繊維には人体の中で糖分の吸収を穏やかにする効果があります。
それにより、急激な血糖値の上昇を抑える効果も期待出来るのです。
但し、穀物類の中で注意したいのが白米のようなお米。
前記の通り、お米には糖分が含まれています。
ですので、若しお腹一杯ゴハンを食べたいのであれば白米より玄米や麦などを混ぜたお米を食べるようにしましょう。
また、テレビコマーシャルで目にするような血糖値の上昇を抑える効果のある飲料なども血糖値対策としては有効です。
血糖値が気になる方は食事とセットでそれらの飲料を摂取する事で上手に血糖値をコントロールするようにしましょう。
若いうちから血糖値をコントロールする事で様々な病気のリスクも回避できるようになりますよ。
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