ラマダンとは何のために行うものなのか?断食月の期間やテロと関係を詳しく解説。

ラマダンとは何のために行うものなのか?

イスラム教の教えの一つにラマダンと呼ばれる断食期間があります。

日本人には全く馴染みの無いラマダンですが、最近テレビやネットのニュースでよく見聞きする機会が多いですよね。

そこで今回はラマダンの歴史断食の方法、そしてそもそも何の為にラマダンを行うのかその理由や目的について詳しく解説していきます。


Sponsored Links

ラマダンとは何のために行うものなのか?

ラマダンが東南アジアや中東の人たちの間で行われている。

ラマダン=断食。

上記ぐらいの事はすでにご存知かと思います。

しかし、ラマダンの無い日本人で、詳しくラマダンの事を知っている人は少ないのではないでしょうか?

ラマダンの歴史

ラマダン(Ramadan)とは、イスラム独自の暦の9番目の月の事です。

ラマダンはアラビア語で、日本語に訳すと灼熱という意味になります。

その歴史は古く、起源は西暦610年まで遡ります。

ラマダンの月にコーランが預言者ムハンマドに啓示された事によって、イスラム教徒にとってラマダンは聖なる月になったとされています。

ラマダン期間中は何も食べない?

ラマダンをご存知の方で、ラマダン=断食=絶食と思っている人もいるようですが、もちろん期間中に全く何も飲み食いしないという訳ではありません。

ラマダンの期間は約1ヶ月あります。

ちなみに2017年のラマダンの期間は5月27日の夕方から6月24日の夕方までとなっています。

約1ヶ月もあるこの期間に全く飲み食いしないなんて常人には不可能ですよね。

イスラム教徒はラマダン期間中の約1ヶ月間の間の日の出から日没までの間の飲食を絶ちます

つまり逆を言えば、日の出から日没以外の時間であれば飲み食いは可能と言う事です。

ラマダンの期間

上記の通り、ラマダンの期間は約1ヶ月間となっています。

イスラム独自の暦と太陽暦のサイクルの差は差があります。

その為、ラマダンの開始日は毎年大体10日程度早まっていきます

そしてラマダンが終了する1ヵ月後。

この約1ヶ月に及ぶラマダン明けには断食の終了を祝う”イド・アル=フィトル“が行われ、ラマダンは終了します。


Sponsored Links

ラマダンを行う理由と目的とはなにか?

ラマダンとは何のために行うものなのか?

イスラム教ではラマダンを行う事でイスラム教の教えに背く考え方と行いから自分自身を清めるという意味があります。

考えの基本になっているのは人間の持つ欲望の抑制。

多くのイスラム教徒は断食を行う事によって欲望を忘れ、欲望を振り払う事に務めます。

そして、世俗的な欲望を捨てる事によって神への献身と奉仕に没頭する事ができると教えられています。

また、イスラム教の教えの中にラマダン期間中に努力する事で天国にいける可能性が高くなるという教えもあります。

近年のラマダン

イスラム教において断食は古くから伝わる教えであり、いまだに多くのイスラム教徒がラマダンを行っています。

しかし、近年では全てのイスラム教徒が必ずしも断食を行うと言う訳ではなくなってきているようです。

ラマダンの期間中は通常時に比べて食事が制限されるので、通常時に比べて体への負担が大きく、健康リスクが懸念されます。

その為、病気を患っている場合や妊婦の方はラマダンを行わない場合もあります。

また、海外旅行のタイミングとラマダンのタイミングが重なってしまった場合もラマダンを行わないケースがあるようです。

ちなみにラマダンはイスラム教徒のためのもの。

ですので、日本人のあなたがラマダン文化がある国に行ってもラマダンを行う必要はありません

しかし、主に地元客を相手にしているような飲食店ではラマダン期間はお休みになっている場合もありますからご注意下さい。

ラマダンとテロが行われる関係とは?

ラマダンとは何のために行うものなのか?

悲しい事に2017年は世界のあちこちで悲惨なテロ事件が続発しています。

そして最近良くニュースで見るのがラマダンとテロの関係です。

元々は神を信仰する為のラマダン。

しかし、なぜそのラマダンがテロの要因の一つとなってしまっているのでしょうか?

ラマダンとテロの関係

ラマダンはイスラムの暦で9番目の月。

この9番目であるラマダンは聖なる月とされています。

ラマダン期間中に努力する事によって死後に天国にいける可能性が高まるという考えはラマダンの教えの根本の一つです。

そして、テロを実行するもの達の考えでも、テロ行為を聖戦=努力している・頑張っているとうような意味で捉えているようです。

もちろんこれは一部の偏った考え方を持ったイスラム教徒の考え方で、全てのイスラム教徒が同じ考えを持っている訳ではありません。

一般的なイスラム教徒は、ラマダン期間中に通常時以上の誠実な振る舞いをし、助け合う事を努力であると考えています。

しかし、テロを起こすようなイスラム教徒は異教徒を倒してでも聖戦に勝利する事が努力であると考えています。

これがよくテレビやネットのニュースで見聞きするイスラム過激派の考え方です。

このラマダンへ対する努力・貢献の考え方の違いによってラマダン時期のテロが頻繁に引き起こされる結果となっているのです。


Sponsored Links

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事



ページ上部へ戻る