思春期早発症とはどんな症状?男子女子共に発症する原因と治療法を解説。

思春期早発症とはどんな症状?

思春期という言葉を聞くと、子供が大人へと成長していく過程を思い浮かべますよね。

好きな人が出来たり、理由もなく反抗したり。

誰もが子供から大人へと成長していく過程で一度は経験した事だと思います。

通常、思春期を迎えると男の子・女の子共に心と体に大きな変化が起こります。

男の子は男性らしく、女の子は女性らしく体つきが変化し、この頃には急激に成長が伸びる時期でもあります。

一般的に女の子は10歳頃男の子は12歳頃から思春期と呼ばれる時期が始まるのですが、人によってはそれが数年早く始まってしまう事があります。

それが思春期早発症と呼ばれる症状です。


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思春期が早まる思春期早発症とは?

思春期早発症とはどんな症状?

思春期とは、前記の通り女の子は10歳頃から、男の子の場合は12歳頃から始まります。

実はこの思春期と呼ばれる時期に関しては現在もまだはっきりと分かっていない事が多く、何がきっかけとなり思春期が始まるのかは明らかになっていません

しかし、思春期になると性ホルモンの値が上昇し、男性・女性の性別の差がはっきりとしてきます

その一つが体つきの変化。

男の子はゴツゴツとしたより男性的な体つきになり、女性は胸が出てきたり生理が始まったりとより女性らしい体へと変化していきます。

しかし、一般的な思春期が始まる時期より2年から3年程度早く思春期が始まってしまう症状が思春期早発症と呼ばれる症状なのです。

思春期早発症の問題点

思春期が早く訪れる思春期早発症ですが一体どんな問題が懸念されるのでしょうか?

思春期早発症を発症すると通常時期に思春期が訪れる場合と比べて、早期に体の作りが完成してしまいます。

つまり、一時的に身長は伸びるのですがその後の成長が続かず、小柄の身長のままで成長が止まってしまいます

また、幼い年齢のままで思春期が訪れると女性の場合は胸が出てきたり、生理が始まったり、男女問わず陰毛などが生えてくる為、症状を発症した本人や周りの人たちが戸惑い、イジメなどに発展する可能性も懸念されます。

思春期早発症を発症するとどんな症状が起こるのか?

思春期早発症とはどんな症状?

思春期早発症を発症してしまうと低身長意外にも様々な症状が起こります。

その中で最も多いのが脳から精巣や卵巣に指示を送る機能を備えた視床下部・下垂体という部分への影響です。

視床下部・下垂体が早期に活動を始めてしまう症状を中枢性思春期早発症と呼びます。

更に中枢性思春期早発症の中でもMRIなどで検査をしてもどこにも異常が見つからないケースがあります。

それが突発性思春期早発症と呼ばれる女性に多く発症するケースで、発症すると具体的には以下のような症状が現れます。

  • 7歳6ヶ月以前から胸が膨らむ
  • 8歳になる前に陰毛が生える
  • 10歳6ヶ月以前から生理が始まる

通常、男の子の場合は精巣の大きさが3から4ml以上になった時を思春期の開始とみなします。

しかし、この成長が9歳より以前に起きている場合は注意が必要です。

他にも以下のような症状があれば思春期早発症を発症している可能性がありますので心配な場合はお子様の様子を注意して観察してあげるようにしてください。

  • 10歳になる前に陰毛が生える
  • 11歳になる前に声変わりがはじまる
  • 11歳になる前にひげが生える

男子、女子ともに上記のような症状以外にも明らかに子供の成長より早いと思われる成長が見られる場合は注意が必要です。

特に男子の場合は健康体の子供ではこれらの症状が起こる事は極めて珍しいです。

その為、上記の様な症状がある場合は視床下部や下垂体付近に腫瘍がある可能性が疑われますので、一度病院で検査を受ける事をお勧めします。

思春期早発症を発症してしまう原因と治療法

思春期早発症とはどんな症状?

思春期早発症は病気の一種で、まだ成長途中の早い時期に性ホルモンの分泌により発症する病気です。

その原因は大きく以下の2つに分類されています。

1つ目は性ホルモンが早期に活動を開始することで起こる中枢性思春期早発症です。

さらに中枢性思春期早発症は脳の内部の腫瘍や水頭症や脳炎による後遺症などによって発症する器質性中枢性思春期早発症と、今のとところ発症の原因が明らかになっていない突発性中枢性思春期早発症の2つに分類されます。

そしてもう1つは末梢性思春期早発症と呼ばれる症状です。

性ホルモンは腎臓でも生成されており、性腺の腫瘍によっても性ホルモンが分泌されます。

ですので、副腎腫瘍・性腺腫瘍(卵巣の腫瘍や精巣の腫瘍)などを原因とする思春期早発症は末梢性の思春期早発症に当たります。

思春期早発症の治療方法

治療方法は発症の理由によって異なります。

末梢性思春期早発症の場合には外科手術を行うのが一般的です。

これは発症の原因が明らかで、その部分を切除するなどの治療を施せば症状は改善されるからです。

一方、特発性中枢性思春期早発症の場合は手術ではなく、薬物による治療が中心となります。

そして最後が器質性中枢性思春期早発症の場合です。

器質性中枢性思春期早発症の場合も、末梢性思春期早発症と同様に外科手術により原因となっている腫瘍を切除します。

症状によって治療方法は異なりますが、早期に適切な治療を行えば症状の改善は見込めます。

お子様の症状を注意深く観察して、疑わしい症状があれば一度病院で相談してみるとよいでしょう。


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